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ウエスタンブロッティング

最適化されたトランスファーメンブレン

ウエスタンブロッティングにおいて、低バックグラウンド、低脱離による歪みの少ない、よりシャープなバンドを提供します。

ウエスタンブロッティングは、プロテオミクスの研究アプリケーションにとって重要なツールです。この方法は未知または複雑な試料混合物中の標的タンパク質を検出するために、また、その標的タンパク質の相対的な定量を行うために広く利用されています。

 

ポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜は、幅広いタンパク質染色および酵素ベースの検出システムとの互換性のために最適化されています。ストリッピングやリプロービングの際の膜の耐久性や、取扱いが容易な高い引張強度など、PVDFメンブレンの物理的特性は、タンパク質検出に最適です。

 

生体分子は主に疎水的相互作用によってメンブレンに結合します。ナイロンなどの親水性メンブレンでも、ポリマー内の疎水性ドメインが生体分子上の疎水性ドメインと結合します。また生体分子とメンブレンの結合には、静電気的相互作用も寄与します。例えば、正電荷を持つナイロンメンブレンが核酸に対し最も高レベルの吸着を示すのは、電荷の相互作用が大きく働いています。この関係は複雑で、しばしば検出リガンドとの相互作用にも依存します。

 

PVDFメンブレンでは静電気的相互作用はほとんどなく、疎水的相互作用により、タンパク質と結合します。

 

ポールではタンパク質の検出用に、ニトロセルロースとPVDFメンブレンを各種提供しています。

 

 

ウエスタンブロッティングでは、タンパク質の混合物を含む試料からのゲル電気泳動によるタンパク質の分離を行い、そのゲル中の分離したタンパク質をPVDFメンブレンまたはニトロセルロースメンブレンに転写します。この工程により、タンパク質を固定化できます。次に、転写したメンブレンを目的のタンパク質に特異的に結合する標識された抗体と共にインキュベートし、インキュベート後にメンブレンを洗浄して、未結合の抗体を除去し、様々な免疫学的検出技術によって検出できます。

 

ポールはウエスタンブロット用途に最適化されたフルオロトランス PVDFフルオロトランス W PVDFバイオトレース NT(ニトロセルロース)メンブレンを提供しています。

 

標準的なトランスファーメンブレンからの自己蛍光は、特に低波長で特定のシグナルを不明瞭にする可能性があります。弊社のフルオロトランス PVDFメンブレンは、蛍光に暴露された場合、タンパク質の検出および分析を妨げないよう、非常に低いバックグラウンドを確保するために最適化されています。フルオロトランス W PVDFメンブレンは、ウエスタンブロッティングにおいて、高感度、タンパク質の低脱離、低バックグラウンドなトランスファーメンブレンであり、一般的な染色法や化学発光法での使用に最適です。

 

 

ポールのバイオトレース NTメンブレンは、核酸やタンパク質の結合能が高い、膜材質が均一な、非支持層の100%ニトロセルロース製のメンブレンです。

 

メンブレンへのタンパク質結合能を低下させる、高レベルの酢酸セルロースを含有しておりません。高い引っ張り強度や親水性などの物理的特性は、ウエスタンブロッティングにおいて、優れたハンドリングを提供します。メンブレンはサポート層がなく洗浄成分を含んでいないので、歪みの少ない、より鮮明な画像が得られます。また様々な検出システムと互換性があり、他社製品に比べ、低タンパク質脱離を実現します。